今月16日にFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選のミャンマー戦に臨む日本代表。森保ジャパンのさらなる躍進が期待される中、代表OBの福田正博氏が「ドーハの悲劇」を経験した30年前と今の代表チームを比較。30年前に代表でチームメイトだった森保一現監督の性格にも言及した。
代表OB前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」では、今月15日に福田氏、吉田光範氏、北澤豪氏、柱谷哲二氏による対談企画が公開。1993年のアメリカW杯アジア最終予選イラク戦(ドーハの悲劇)を回顧。この一戦では、現日本代表監督の森保もピッチに立っていた。
30年前の出来事を振り返る中、福田氏は「この時のメンバーは、みんなおかしい。ある意味個性的で人間臭く、荒い感じ。そこが魅力だった感じがする。今の代表は洗練されているけど」と語るなど、当時の代表と森保ジャパンを比較している。
またキャプテンを務めていた柱谷氏は、福田氏の発言に対いて「キャプテンとしてチームをまとめようなんて思っていなかった。各選手が言いたいことを言えばいいじゃんみたいな」とコメント。「ある意味、福田がまとめてくれた。会話によって雰囲気を作っていくという。福田のまわりには、常に笑いがあって。(福田が積極的に話しかけたおかげで)森保は明るくなったね」と、現日本代表監督の変化も語った。
Jリーグが開幕した1993年から30年が経過し、欧州強豪国と対等に渡り合えるようになった日本代表。森保監督はもちろん、ドーハの悲劇を味わった代表OBが、日本サッカー界発展の礎を築いたことは間違いない。
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