ASモナコ所属MF南野拓実は、リーグアン(フランス1部)で2試合連続ゴールを決めるなど完全復活。日本代表復帰が期待される中、本人が自身の現状を語っている。
南野は昨年夏にリバプールからモナコへ完全移籍。昨季はフィリップ・クレマン前監督のもとで出場機会に恵まれなかったが、アドルフ・ヒュッター監督就任により立場が一変。オーストリア1部レッドブル・ザルツブルク時代の恩師のもと、開幕前の練習試合からシャドウ(前線1トップの背後)のポジションで起用されると、リーグアン開幕から3試合スタメン出場で3ゴール2アシストと好スタートを切っている。
そんな南野は25日のリーグアン第3節ナント戦後、クラブ公式チャンネルのインタビューで以下のようなコメントを残している。
「個人的には、ゴールやアシストといった目標を設定したくないですね。何よりも、できる限りプレーして、できる限り決定力を発揮したいと思っています。(コンスタントにプレーできて)とても気分が良いですよ。プレシーズンからコンディションが非常に良かったおかげで、自分の持っている能力を発揮できています」
またヒュッター監督も南野の活躍を絶賛。「彼はとても良いプレシーズンを過ごした。レアル・ベティス戦とバイエルン・ミュンヘン戦ではゴールも決めた。彼のコンディションは日を追うごとに良くなっている。彼は自信を取り戻しているし、プレースタイルや決定力で我々を大いに助けてくれているんだ」と語っている。
昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会以降、日本代表から遠ざかっている南野。来月にドイツ代表との再戦を控える中、日本国内では同選手の招集を望む声が沸き起こっている。
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