代表チーム アルゼンチン代表

マラドーナ氏がナポリ“永久欠番”10番の譲渡を許す選手とは「彼が私より多くゴールを決めれば」

 アルゼンチンの英雄マラドーナ氏は古巣ナポリの永久欠番「10番」を譲る可能性があると話したようだ。6日、イギリス『フォー・フォー・ツー』が報じた。

 ディエゴ・マラドーナ氏は現役時代に1984年から7年間ナポリでプレー。前年降格寸前だったクラブを史上初のリーグ制覇に導き、ワールドカップで大会MVPを獲得するなどキャリアの全盛期を過ごした。クラブはそんな同氏の功績を称え背番号「10番」を永久欠番としていた。

 そんな“レジェンド”マラドーナ氏は現ナポリでエース格の26歳イタリア代表FWロレンツォ・インシーニェについて尋ねられると「彼は私より多くのゴールを決めることができたら、背番号10番をつけられるよ」と述べた。

 地元ナポリ出身で下部組織出身のインシーニェは、クラブ在籍12年目の現在トップチームで49ゴールを記録。マラドーナ氏の115ゴールを越えるためにはこれまで以上のゴール量産が必要だ。