北海道コンサドーレ札幌所属MF金子拓郎には、クロアチア1部の強豪ディナモ・ザグレブが関心を寄せている模様。サンフレッチェ広島OBのミハエル・ミキッチ氏が日本人選手獲得を勧めていたことも、現地で報じられている。
金子は2020年に日本大学から札幌へ加入すると、プロ1年目からリーグ戦で31試合に出場。2021シーズンにはリーグ戦で7ゴールをあげたほか、今季はここまでリーグ戦全試合で先発出場し8ゴールをマークしている。
クロアチアメディア『Germanijak』は今月1日に「ディナモ・ザグレブは金子獲得の可能性について話を始めたようだが、彼の到着はまだ先だ」とリポート。「ディナモ・ザグレブが金子を連れて来たいと思っていることは秘密ではない」としつつも、「日本から選手を連れてくるのは簡単なことではない。彼らはディナモ・ザグレブのようなクラブよりも、ドイツやイングランドのクラブを新天地に選ぶだろう。だからこそ、金子の獲得がどれほど現実的なものなのか、誰も評価を急がない」と指摘。
「興味深い選手であることは確かだが、将来的な価値を見出すにはもはや若くはない」と、今年7月30日に26歳の誕生日を迎える金子の年齢にも触れている。
また『Germanijak』は、ディナモ・ザグレブOBのミキッチ氏と同クラブのかかわりについても紹介。「ミキッチはこれまで何人かの日本人選手をディナモ・ザグレブに推薦したが、様々な理由で実現に至らなかったと公言している。その中には、FIFAワールドカップ・カタール大会のラウンド16でクロアチアにPK戦の末敗退した日本代表メンバーも含まれている」と綴っている。
ディナモ・ザグレブはクロアチア1部リーグを24度制した強豪。2022/23シーズンも2位ハイドゥク・スプリトに勝ち点10差をつけて優勝し、6連覇を成し遂げている。
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