名古屋グランパスからオランダ1部FCユトレヒトへ期限付き移籍中のMF前田直輝が、名古屋復帰に迫っているようだ。
前田は昨年1月にユトレヒトへ期限付き移籍も、デビュー戦で相手選手から強烈なスライディングタックルを受けて左下腿を骨折。期限付き移籍期間は昨年6月までとなっていたが、懸命のリハビリもあり昨年8月に今年6月までの期限付き移籍期間延長が決定。昨年10月に実戦復帰していた。
しかし復帰後はオランダ1部リーグでわずか11試合の出場。今年4月以降はコンディション不良により5試合でメンバー外になっていたほか、来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場権をかけたプレーオフでも出番がなかった。
前田の去就については、すでにオランダメディア『Voelbal』が「彼はレンタル元のクラブに戻る」と伝えているが、ユトレヒトのジョルディ・ズイダムTD(テクニカルディレクター)が改めて言及。オランダ紙『テレグラーフ』のインタビューで「かなりの数の選手がすでにここから去った。前田やアミン・ユネスなど、レンタル移籍により加入していた選手たちもそうだ」と語っている。
名古屋は今季ここまでJ1リーグで10勝5分3敗。首位横浜F・マリノスから勝ち点4差の3位につけている。また名古屋の攻撃陣では、FWキャスパー・ユンカー、MFマテウス、FW永井謙佑が主力選手として活躍。今月25日には、北海道コンサドーレ札幌からFW中島大嘉を期限付き移籍により獲得している。
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