リーグ・アン パリ・サンジェルマン

テュラム獲得失敗濃厚のPSG、代替案にユベントスFWに注目か

フェデリコ・キエーザ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、ユベントスに所属するイタリア代表フェデリコ・キエーザ(25)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団がすでに決定し、フランス代表FWキリアン・ムバッペとブラジル代表FWネイマールにも退団の可能性が浮上しているPSG。来季に向けて、レアル・マドリードを今夏に契約満了で退団するスペイン代表MFマルコアセンシオの獲得が決定的な状況となっている。

 そうしたなか、ボルシア・メンヒェングラードバッハを今夏に退団するフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得を目指していたものの、インテル移籍との見方が強まっている状況を受けて、PSGは代替案としてキエーザに注目している模様。その一方で、ユベントスは同選手に関して移籍金6000万ユーロ(約93億9000万円)を要求しているようだ。

 フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨年1月に負った左ヒザ前十字靭帯損傷の大怪我から復帰するも、今季はセリエA 21試合で2ゴールと最後までコンディションが戻らなかった。