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浦和がタイ代表エカニット獲得。買取OP付きレンタルでムアントンと合意

エカニット・パンヤ 写真:Getty Images

 浦和レッズは、タイ代表MFエカニット・パンヤをレンタル移籍で獲得することにより、パートナーシップ提携先であるタイ1部ムアントン・ユナイテッドと合意に達した模様。同選手は今月末にも再来日する見通しだと、タイ国内で報じられている。

 エカニットは左利きの攻撃的MFであり、2022/23シーズンからムアントンでプレー。左ウイングやインサイドハーフなど複数ポジションを任せられる中、今季は27試合の出場で3ゴール3アシストをマーク。昨年12月から今年1月にかけて行われた東南アジアサッカー選手権大会で全試合出場と、タイ代表でも実績を積み重ねている。

 そんなエカニットは先月、ムアントン所属MFウィーラテップ・ポンパーン、MFジャルンサック・ウォンコーンとともに浦和の練習に参加。タイメディア『SMM SPORT』は今月13日に「浦和は買い取りオプション付きの半年レンタルによるエカニット獲得にむけてムアントンと交渉している」と報じていた。

 タイメディア『Bebangpakong』が19日報じたところによると、ムアントン幹部がエカニットの浦和移籍を認めたとのこと。『SMM SPORT』の既報通り、買い取りオプション付きでの半年レンタルでクラブ間合意に達したほか、エカニットは今月27日にも来日するという。

 2021年9月にムアントンとパートナーシップに関する覚書を締結して以降、タイ人選手の獲得が噂された浦和。JリーグではMFチャナティップ・ソングラシンやDFティーラトン・ブンマタンらが結果を残しただけに、エカニットを既存戦力に組み込めるか注目が集まる。