ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムントにムヒタリアンは必要か?苦しむアルメニア英雄の選ぶ道は…

 1月の移籍期間終了に際して、あちこちのメディアで噂が広がっている。ドイツ紙『ビルト』が報じるには、マンチェスター・ユナイテッドのMFヘンリク・ムヒタリアンが、最近の試合でジョゼ・モウリーニョ監督から見落されていることを受けて、ジグナル・イドゥナ・パルク(ボルシア・ドルトムント)への復帰を切望しているとのこと。また、同アルメニア人選手が”アルメニア年間最優秀選手”を受賞した際、姉のモニカがドルトムントサポーターからの祝福メッセージをフォローし「何千ものイエローハート」とツイートして噂を煽っていることを『ゴールUK』も報じた。

 今シーズン、ドルトムントが多くの試合で苦戦してきたのは明らかである。ブンデスリーガでは5ポイントのリードで目覚ましいスタートを切ったが、その後はリーグで1勝もできないまま2ヶ月以上を過ごした。

 苦戦の問題の1つとしてあげられるのは、明確な得点チャンスの創造力が欠けていたことだ。5月にはDFBポカールの決勝にてマルコ・ロイスを怪我で失い、夏には昨シーズンのドルトムントのベストプレーヤーともいえるウスマン・デンベルをバルセロナへ手放した。その後は19歳のアメリカ人スターであるクリスチャン・プリシッチただ1人に創造力を頼らざるを得なくなっている。

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名前:菊池大将
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