FC東京は19日に行われたYBCルヴァンカップのグループステージ第4節で、ガンバ大阪に1-0と勝利。ただこの一戦では、外国人のサッカーファンに対するFC東京の対応やサポーター団体メンバーの粋な計らいが話題を呼んでいるほか、FC東京所属選手もクラブの抱える問題に関心を寄せている。
FC東京のホーム、味の素スタジアムで行われた一戦では、FC東京サポーター団体のメンバーによるツイートが話題に。「せっかく味スタきたのに、当日券はネットで自分で買ってくれと言われて困ってたフランス人にチケット買ってあげた。いろんな人が来やすく、見やすい環境になってほしいな。 楽しんでいってくれ!!」という投稿に、「素晴らしい対応」といった称賛が数多く寄せられる一方、「FC東京は柔軟な対応を!」、「外国人観光客の方にも簡単にチケットを購入できるようにしてほしい」、「外国人に配慮しないと」と、FC東京に対する注文が相次いでいる。
またサポーター団体のメンバーは、G大阪戦後にゴール裏でフランス人サポーターとのツーショット写真をアップし、「勝ち試合を見せてあげれてよかった」と投稿している。
するとFC東京所属GK児玉剛もチケット販売問題に反応。20日夜に「外国の方がFC東京のチケット購入に困っていたと聞きました。『チケットのとりづらさ』を感じた事ある人いますか? たくさんの人にスタジアムに来て欲しいから!」と投稿すると、サポーターから様々な意見が寄せられている。
なおFC東京対G大阪の入場者数は、Jリーグの発表で8117人。平日開催のカップ戦で入場者が少ないことは予想されていた。それだけに自前のスタジアムでない場合にかかる販売窓口の使用料をはじめ、クラブの費用負担を問題の背景として指摘する声もある。
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