スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW前田大然は、プレミアリーグ(イングランド1部)サウサンプトンからの関心が報じられている。しかしイギリス国内では、ここにきて同選手残留の可能性が取りざたされている。
前田の去就については、今年1月中旬のセルティック公式戦をサウサンプトンのスカウト陣が視察したと伝えられている。また英紙『グラスゴー・タイムズ』は先月、サウサンプトンが依然として同選手の獲得を狙っていると報道。セルティックの公式戦に再びスカウト陣を派遣したとみられている。
そんな中、英メディア『フットボール・インサイダー』は今月18日にセルティック攻撃陣の去就を特集。前田の移籍報道にくわえて、イスラエル代表FWリエル・アバダにクリスタル・パレスとサウサンプトンが関心を寄せていることも伝える。
つづけて「アバダ将来に注目が集まっているが、セルティックにとっては前田を失うことの方が痛手だ」と主張。両選手が今季のゴールやアシスト数でほぼ同じ成績を残していることを紹介した上で、「セルティックにとって、前田はボールを保持していない局面で唯一無二のタレントであり、頼れる戦力だ」と、守備面でスプリントを繰り返して相手守備陣にプレッシャーをかける同選手の特徴を評価した。
なお前田は2021年12月に横浜F・マリノスからセルティックへ移籍。決定力不足により批判を浴びる時期もあったが、今季はここまでリーグ戦30試合の出場で8ゴール5アシストと結果を残している。
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