シャルケ所属の日本代表DF吉田麻也は、今月14日、ブンデスリーガ(ドイツ1部)第28節のヘルタ・ベルリン戦を負傷により欠場。長期離脱の可能性が報じられる中、本人が復帰時期に言及した。ドイツ誌『ビルト』が伝えている。
吉田は昨年7月にシャルケと1年契約を締結。今季開幕からほぼ全試合で先発出場するなど、守備陣の中心選手として奮闘。シーズン前半戦では現地メディアから「ブンデスリーガでプレーするにはスピード不足」という指摘が相次いでいたが、今年1月以降は安定感抜群のパフォーマンスを発揮していた。
しかしシャルケはヘルタ戦前、吉田の負傷を公式発表。これによると、同選手は「筋繊維断裂」によりヘルタ戦欠場を余儀なくされたほか、数週間の戦線離脱の可能性があるとみられていた。
ただ本人は『ビルト』のインタビューで「2週間以内での復帰を目指しています」とコメント。それでも今月23日のSCフライブルク戦欠場は確実であり、日本代表MF堂安律との直接対決は来季以降に持ち越しになるという。
なおシャルケはヘルタ戦での勝利により、リーグ戦残り6試合で暫定16位に浮上。ただ2部自動降格圏内の17位VfBシュツットガルトとは勝ち点1差である。ブンデスリーガ残留へ近づくためにも、主力選手である吉田の早期復帰が望まれている。
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