セルティック所属FW古橋亨梧にはクリスタル・パレスからの関心が報じられているが、本人がプレミアリーグ(イングランド1部)挑戦を望んでいるようだ。9日、英メディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。
古橋は2021年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。海外挑戦1年目から結果を残すと、今季もここまでスコットランド1部リーグ29試合の出場で22ゴール。今月8日に行われたレンジャーズとのダービーマッチでも2ゴールをあげてチームの勝利に貢献している。
古橋がセルティックとの契約を2025年6月まで残す中、『フットボール・インサイダー』は今年2月、クリスタル・パレスが今季限りで退団濃厚なFWウィルフレッド・ザハの後釜として古橋をリストアップしたとリポート。今月にはクリスタル・パレスのスカウト陣が複数回にわたりセルティック戦を視察していると報じられている。
すると同メディアは9日に「古橋はプレミアリーグでのプレーを夢見ており、今季終了後に移籍する可能性があると、関係者がフットボール・インサイダーに語った」と報道。クリスタル・パレスが移籍金1500万ポンド(約25億円)を用意していることを伝えるとともに、「古橋をセルティックから引き離すのに、十分な金額だ」と綴っている。
ただクリスタル・パレスはプレミアリーグ30試合を終えて8勝9分13敗。2部降格圏内の18位ノッティンガム・フォレストから6ポイント差の12位と残留争いに巻き込まれている。それだけに古橋の獲得は、プレミアリーグ残留が絶対条件とみられている。
なおセルティックの専門サイト『セルティックスター』は先月、古橋の日本代表落選や森保一監督がスコットランドリーグのレベルに関する発言をうけて「森保監督の発言は、セルティックが今後選手を引きつけるだけでなく、引き留めることができるかどうかという懸念を抱かせる」と主張。代表落選をうけてステップアップ移籍する可能性に触れている。
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