現在、中国代表で指揮を執るマルチェロ・リッピ氏が、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、母国のサッカー復権について自身の見解を述べている。28日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、同指揮官のコメントを紹介した。
スウェーデンとのプレーオフに敗れ、ロシア・ワールドカップ出場を逃したイタリア。60年ぶりに本大会不出場となったことで、FIGC(イタリア・サッカー連盟)の維新が叫ばれている。
そんな中、2006年のW杯でイタリアを優勝に導いた経験もあるリッピ氏は、イタリア・サッカー界の改善について「テクニカル・コミッショナーの役割を果たせる監督は多くいる。サッカー界において経験が豊富であり、このスポーツをよく知る人達で環境を再構築していくべき」と、これまでの方針に対して改革の必要性を感じているようだ。
先行きが不安視されているイタリア・サッカー界。「FIGCをプログラムし直す必要がある」と語るリッピ氏の言葉通り改善され、W杯を逃した失意のどん底から這い上がることができるだろうか。
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