ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、ボルシア・ドルトムント移籍合意から一転ドイツ国外クラブへの移籍を望んでいると報じられている。その鎌田大地にはリバプール移籍の可能性が再び浮上。ドルトムント所属MFジュード・ベリンガムの代替候補に挙がっている。
ドイツ国内の複数メディアは先月23日、鎌田大地の去就について「ドルトムントと5年契約締結で口頭合意」と一斉に報道。年俸600万ユーロ(約8億6000万円)、契約金1200万ユーロ(約17億2000万円)によるドルトムント移籍が確実とみられていた。
しかしドイツ紙『ビルト』は今月7日になって、「彼はドイツ国外への移籍を望んでいる」とリポート。以前からトッテナム・ホットスパーやニューカッスル・ユナイテッド、バルセロナなど複数クラブが移籍先候補に挙がる中、再び同選手の動向に注目が集まっている。
そんな中、英メディア『ザ・ハード・タックル』は『ビルト』の報道内容を引用した上で、「リバプール、鎌田大地獲得に弾みがつく。彼がドイツ国外移籍を望むことは、リバプールにとって追い風となる」とリポート。
リバプールがベリンガムを獲得候補に含めていることを伝えた上で、「ベリンガム獲得にはクラブ史上最高額の移籍金が必要と言われている」と指摘。鎌田大地へターゲットを切り替える可能性があると主張すると、「鎌田大地にとってリバプールは大きなステップアップの場であり、より高いレベルで自身の能力を発揮することができる」と綴っている。
なおリバプールは今季ここまでリーグ戦25試合を終えて12勝6分7敗。直近5試合で4勝1分と巻き返しており、来季UEFAヨーロッパリーグ出場圏内の5位に浮上している。
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