Jリーグ V・ファーレン長崎

元鳥栖・長崎イバルボの去就は?母国コロンビア復帰へ動きも…

ビクトル・イバルボ 写真:Getty Images

 かつてサガン鳥栖でプレーしていた元コロンビア代表FWビクトル・イバルボは、2022シーズン限りでV・ファーレン長崎を退団。無所属状態である中、母国で新天地を見つけようとしている。

 同選手はセリエA(イタリア1部)カリアリやローマ、プレミアリーグ(イングランド1部)ワトフォードなどをへて、2017年3月にサガン鳥栖へ移籍。サガン鳥栖在籍時に度重なる負傷により出場機会を得られず、2019年7月にV・ファーレン長崎へ移籍。V・ファーレン長崎でもコンディション不良に悩まされると、2022シーズンはJ2リーグで7試合の出場にとどまっていた。

 そんなイバルボはV・ファーレン長崎退団後、4か月にわたり無所属状態である。ただコロンビアメディア『SEMANA』の報道によると、同選手は先月に2週間ほどコロンビア1部リオネグロ・アギラスの練習に参加していたという。

 しかしクラブ幹部は『SEMANA』のインタビューにて「トレーニングはしているが、ここにとどまることはない」と、イバルボ獲得の可能性を否定。『SEMANA』が「イバルボの将来がどうなるかはまだ不透明だ」と伝えた一方、コロンビアメディア『LA 10』は「彼はコロンビアサッカー界への復帰を望んでいる」と報じている。

 なおリオネグロ・アギラスは2008年に創設。2023シーズン前期のリーグ戦では、ここまで7試合を終えて3勝3分1敗。首位アメリカ・デ・カリから1ポイント差の3位につけている。