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セルティック日本人獲得に影響は?ポステコグルー監督の去就に有力記者言及

アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 日本代表FW古橋亨梧をはじめ日本人選手の去就やセルティックの補強戦略に影響を与えそうだ。かつて横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー氏は、セルティック指揮官として成功を収める中、以前からプレミアリーグ行きが噂されている。そんなポステコグルーの去就について、現地記者が見解を述べている。

 ポステコグルー氏は2021年6月、セルティックの監督に就任。古橋亨梧やカタールW杯日本代表FW前田大然など日本人選手を相次いで獲得すると、欧州挑戦1年目からスコットランド1部リーグ優勝。今季もリーグ戦で首位を独走しているほか、先月26日にはスコティッシュリーグカップ優勝を成し遂げている。

 スコットランドで実績を残しているだけに、今年1月にはリバプール率いるユルゲン・クロップ監督の後任候補に浮上。先月にはリーズ・ユナイテッドがジェシー・マーシュ監督解任に踏み切ったことをうけて、ポステコグルー氏の招へいに動く可能性が報じられていた。

 そんな中、欧州の移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、米メディア『CBS』制作のYouTube番組「House of Champions」にてポステコグルー氏の去就に言及。

 「彼は素晴らしい監督だ。リーズ・ユナイテッドの内部で(マーシュ監督の後任候補として)名前が挙がるくらいだからね。だが、彼はセルティックでの仕事を辞めるつもりはない」と、セルティック残留が既定路線との見方を示している。

 Jリーグの移籍市場を熟知するポステコグルー監督が残留するとなれば、今季終了後以降も日本人選手の獲得に動くことが予想される。

 先日には英メディア『フットボール・スコットランド』がMF松木玖生(FC東京)、FW満田誠(サンフレッチェ広島)、MF橘田健人(川崎フロンターレ)、DF山原怜音(清水エスパルス)、GK谷晃生(ガンバ大阪)の5名をセルティックの獲得候補として推薦していただけに、来季にむけたセルティックの動向に注目が集まる。