日本代表・海外組 海外日本人選手

セルティック古橋亨梧は謙虚!「リーグMVP報道に感謝も…」旗手怜央推薦も

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(28)には、セルティックOBの中村俊輔氏以来となる日本人選手のスコットランド1部年間最優秀選手賞受賞が期待されている。そんな中、古橋亨梧は謙虚な姿勢を見せるとともに、MF旗手怜央(25)をはじめチームメイトに対する感謝の思いを述べた。

 英メディア『フットボール・スコットランド』は今月19日、スコットランド1部リーグの年間最優秀選手賞候補として旗手怜央や古橋亨梧など5選手を紹介。古橋亨梧は今季ここまでリーグ戦で19ゴールを挙げるなど、セルティックの絶対的ストライカーとして活躍。得点ランキングで首位を走っている。

 そんな古橋亨梧は26日にスコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦を控える中、前日会見にてスコットランド1部年間最優秀選手賞受賞の可能性を聞かれると、「まず最初に、僕が年間最優秀選手賞の候補になるかもしれないと言ってくれたことに感謝します。ただ僕は謙虚です」

 「純粋にサッカーを楽しんでいますし、他のことは考えていません。良いプレーをすること、ゴールを決めること、チームに貢献することに集中しています」と、個人タイトル獲得への意識がないことを強調。

 「ジョー・ハート、カラム・マグレガー、キャメロン・カーター=ヴィッカースと年間最優秀選手賞の候補はたくさんいます。旗手怜央も能力のある選手ですし、ハードワーカーです。そんな彼らと同じチームでプレーできて光栄ですね」と、セルティックのメンバーレベルの高さに触れている。

 そのセルティックは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージに参戦。レアル・マドリード、シャフタール・ドネツク、RBライプツィヒとの対戦でグループF最下位に終わった。

 それでも古橋亨梧は「レアル・マドリード戦では、たくさんチャンスを作りました。相手は素晴らしいクラブですし、ゴールを決められませんでした。結果は残念でしたけど、全体的にはとてもいいプレーができたと思います」と、強豪クラブとの対戦で手応えを掴んだと主張。

 「来シーズンには再びチャンピオンズリーグで強豪クラブと対戦する絶好のチャンスがあるでしょうし、セルティックはより良いクラブになると思いますよ。僕たちは練習や試合をするたびに高い目標を持っています。なので来シーズンはさらに改善して、もっと良いプレーができるようにしたいですね」と早くも来季への意気込みを語っている。