元ブラジル代表FWジョー(35)は、かつて明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスと契約問題を巡って裁判で争っていたが敗訴。今もなお名古屋グランパスサポーターから批判を浴びる中、今度はブラジル国内クラブを相手取り、給与未払いによる損害賠償を求めて訴えを起こしている。
ジョーは昨年8月から2022シーズン終了までブラジル1部セアラーSCでプレー。ブラジルメディア『グローボ』の報道によると、同選手はセアラーSCからの給与支払いが遅れていると主張しており、118万レアル(約3000万円)の支払いを求めて提訴したという。
またかつてレノファ山口でプレーし、2022シーズンのセアラーSCに在籍していたブラジル人FWイウリ(27)も同様の理由で提訴。セアラーSCはジョーやイウリ以外にも複数選手に対する給与が未払い状態であるとのことだ。
なおジョーは名古屋グランパス在籍時の2020年4月に無断帰国し、ブラジル1部コリンチャンスと契約。コリンチャンスで2年以上にわたりプレーしていたが、昨年にトレーニングの無断欠席を繰り返すと、昨年6月に退団。1カ月以上の無所属期間をへて、セアラーSCに加入していた。
また同選手は先月25日、サウジアラビア2部アルジャバラインへ完全移籍により加入。28日のサウジアラビア2部リーグ戦でデビューしたが、30日に契約解除で合意。わずか5日でのスピード退団に、ネット上では驚きの声が上がっていた。
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