明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスからFCユトレヒトへ期限付き移籍中のMF前田直輝(28)が、今月7日のオランダ国内カップ戦で移籍後初ゴールをマーク。AZアルクマール所属DF菅原由勢(22)との日本人対決を制し、現地メディアから高い評価を受けている。
前田直輝は昨年1月にFCユトレヒトへ期限付き移籍も、デビュー戦でスライディングタックルを受けて左下腿を骨折。期限付き移籍期間は昨年6月までとなっていたが、懸命のリハビリもあり昨年8月に1年間に期限付き移籍期間延長が正式決定していた。
すると同選手は昨年10月2日のオランダ1部リーグ戦で復帰。控え要員という立ち位置の中、今月7日の国内カップ戦・ラウンド16のAZ戦でも後半終了間際から途中出場。1-1で迎えた延長戦前半の93分、ペナルティエリアへの縦パスに反応すると、左足でダイレクトに流し込んで勝ち越しゴールを奪取。FCユトレヒトは2-1と勝利し、ベスト8へ駒を進めている。
試合後、採点サイト『Sofascore』は前田直輝に対して10点満点中「7.2」と高評価を与えている一方、30分少々のプレーでボールロストが4回と課題も挙げている。
なお菅原由勢は右サイドバックのポジションでフル出場。『Sofascore』では「7.2」と前田直輝と同じく及第点以上の評価を得ている。
コメントランキング