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ギアクマキスの浦和移籍合意批判!セルティックOB「移籍金5.6億円は安い」

ギオルゴス・ギアクマキス 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、セルティック所属のギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)を完全移籍により獲得することでクラブ間合意に達したとみられている。そんな中、セルティックOBがギアクマキス放出によってセルティックの得る移籍金額に不満を爆発させている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は今月16日、浦和レッズやセリエAのサンプドリア、フランス2部のボルドーなど複数クラブによるギアクマキス争奪戦の行方について言及。

 「浦和レッズはギアクマキスの移籍でクラブ間合意に達した。 総額で400万ユーロ(約5億6000万円)。個人的な条件についてはまだ交渉中だ。その間、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のアトランタ・ユナイテッドがまだ彼との契約を試みている」とツイートしている。

 セルティックの移籍金要求額については、英紙『スコティッシュ・サン』が今月9日の時点で800万ポンド(約12億9000万円)と伝えていた。

 それだけにかつて元日本代表の中村俊輔氏とともにセルティックでプレーしていたクリス・サットン氏は、ロマーノ氏の投稿を引用リツイートした上で「水面下でどのようなことが起こっているのか、(セルティックに)誰が加入するのかは分からないが、ギアクマキスをこれほど安い金額で放出するなんて馬鹿げているように思える」と怒りをあらわにしている。

 ギアクマキスは2021年8月にVVVフェンロからセルティックへ完全移籍したものの、日本代表FW古橋亨梧(28)の活躍もありスタメンでの出場機会が限定。今季もここまでスコットランド1部リーグ21試合中4試合の先発出場にとどまっているが、6ゴール1アシストと結果を残している。

 なお浦和レッズはギアクマキスに対して、現在セルティックで受け取っている金額の2倍にあたる年俸でオファーを提示したと現地で報じられている。