明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎は今月9日、ブラジル人FWエジガル・ジュニオ(31)と2023シーズンの契約を更新したと公式発表している。しかしブラジル1部ボタフォゴFRがサンフレッチェ広島からレンタル移籍していたブラジル人FWジュニオール・サントス(28)の後釜候補として、エジガル・ジュニオに関心を寄せているようだ。11日、ブラジル紙『O DIA』が伝えている。
エジガル・ジュニオは2019年に当時ブラジル1部のECバイーアから横浜F・マリノスへレンタル移籍。来日1年目から2桁ゴールをあげて横浜F・マリノスのJ1優勝に貢献したものの、2020シーズンに出場機会が減少していた。
しかし2020年10月にV・ファーレン長崎へ移籍すると、再び主力選手として活躍。2021シーズンにJ2リーグで15ゴールをマークすると、2022シーズンもリーグ戦ほぼ全試合に出場して12得点と結果を残していた。
『O DIA』の報道によると、ボタフォゴFRはすでにエジカル・ジュニオの代理人と交渉を進めているとのこと。しかし同選手がV・ファーレン長崎との契約を今年12月まで残しているほか金銭面で条件が劣ることもあり、現時点では同選手獲得の見通しが立っていないという。
ボタフォゴFRは昨年8月15日、サンフレッチェ広島からジュニオール・サントスを2022シーズン終了後までのレンタル移籍により獲得。当初ベンチ要員だったジュニオール・サントスが右サイドハーフでレギュラーに定着すると、サンフレッチェ広島にレンタル期間延長を打診。しかしサンフレッチェ広島は完全移籍での放出のみに応じるほか、移籍金300万ドル(約4億円)を要求。
ブラジルメディア『iG esporte』は昨年12月下旬に「ボタフォゴFRとサンフレッチェ広島は合意に至らなかった。ジュニオール・サントスはJリーグへ戻ることになる」と報じていた。
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