日本代表・海外組 海外日本人選手

前田大然が岩田智輝に太鼓判「横浜FMのスタイルは…」JリーグMVP言及も

前田大然 写真:Getty Images

 セルティック所属のカタールW杯日本代表FW前田大然(25)は、プレミアリーグ・サウサンプトンへの移籍が噂されている。そんな中、前田大然は明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからセルティックへ加入した日本代表MF岩田智輝(25)を絶賛。再びチームメイトになった同選手の活躍を期待している。

 岩田智輝は2020シーズン終了後に大分トリニータから横浜F・マリノスへ完全移籍。2021シーズンにアンジェ・ポステコグルー監督のもとで前田大然とともにプレーすると、2022シーズンはJ1リーグで32試合に出場してJ1優勝に貢献。Jリーグ最優秀選手賞(MVP)に輝くと、昨年末に買い取りオプション付きのレンタル移籍によるセルティックへ加入している。

 前田大然は英紙『スコティッシュ・メール・オン・サンデー』のインタビューで、岩田智輝について質問を受けると「彼はいつもニコニコしています。彼の笑顔は特別ですし、フレンドリーなので、誰とでも友達になれるんですよ」と、同選手の性格に言及。

 「彼とは横浜F・マリノスで一緒にプレーしていますし、良い関係ですよ。なので彼がセルティックへ加入する可能性があると聞いて嬉しかったですね。横浜F・マリノスのスタイルはセルティックにかなり似ています。そういう点で、彼はすぐにでもプレーできるのではないかと思いますね」と、岩田智輝がセルティックのスタイルに慣れるのにそこまで時間を要さないとの見解を示した。

 さらに前田大然は「JリーグのMVPは、だいたいアタッカーが受賞するものです。彼は横浜F・マリノスで守備的なポジションで起用されていましたが、それでもJリーグ全選手の頂点に立つことができました。彼にとって大きな栄誉ですよ」と、岩田智輝がJリーグMVPを獲得したことについても言及している。

 なお前田大然の去就については、サウサンプトンが同選手を今年1月の獲得候補にリストアップしたと英メディア『スカイスポーツ』が報道。サウサンプトンは今月7日開催のセルティック対キルマーノックの一戦にスカウトを派遣するなど、同選手獲得にむけた動きを見せている。