明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズは岩政大樹監督の来季続投が未定と報じられているが、サポーターからクラブ幹部への風当たりが強まっている。
鹿島アントラーズは8月7日にレネ・ヴァイラー監督の解任に踏み切ると、トップチームのコーチを務めていた岩政大樹氏が指揮官に就任。8月14日のJ1リーグ第25節・アビスパ福岡戦で監督交代後初白星を飾っていた。
しかしアビスパ福岡戦以降はリーグ戦で未勝利。残り3試合となる中、首位の横浜F・マリノスから15ポイント差をつけられ、優勝の可能性が消滅。YBCルヴァンカップでは、プレーオフステージでアビスパ福岡相手にアウェイゴール差で及ばず敗退している。
そして今月5日の天皇杯準決勝・ヴァンフォーレ甲府戦では、前半37分に先制ゴールを許すと0-1で敗北。ベスト4での敗退により今季無冠が確定すると、ゴール裏の一部サポーターが選手や岩政大樹監督に対して怒号を飛ばしていた。
すると7日になって、日本国内の一部メディアが同監督の今季終了後の去就が不透明と報道。これにはツイッター上で「岩政監督解任の前にフロント刷新を」、「監督交代を決めた人の責任なのでは?」、「幹部は補強について説明責任を果たすべき」といったクラブ幹部への批判が噴出。
「岩政大樹監督解任はあり得ない」、「来季も岩政大樹監督と共に」、「監督交代しすぎて方向性見えない」と同監督の続投を望む声も上がっている。
なお鹿島アントラーズは2020シーズン以降、アントニオ・カルロス・ザーゴ、相馬直樹、レネ・ヴァイラー、岩政大樹と4名が指揮官を務めている。クラブ幹部による監督人事の決定に対して、サポーターの不満が募るばかりだ。
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