明治安田生命J2リーグ・モンテディオ山形所属のDF半田陸(20)は今月、サッカーU21日本代表に招集。26日の国際親善試合・U21イタリア戦で先発出場していたが、セリエAの名門ASローマ移籍に向かっているようだ。
半田陸はモンテディオ山形の下部組織で頭角を現すと、2019年3月にプロ契約を締結。トップチームでの出場機会を増やし、昨季から右サイドバックのレギュラーに定着。今季もここまでリーグ戦38試合中30試合に先発出場と、主力選手として活躍している。
また同選手は年代別の日本代表にもコンスタントに招集されており、今年6月にはU21日本代表の一員としてAFC U23アジアカップ・ウズベキスタン2022に参戦。そして今月にも再びU21日本代表に招集され、U21イタリア戦ではフル出場していた。
そんな中、イタリア紙『イル・テンポ』をはじめ複数メディアが「ローマは半田陸と交渉中」と報道。「ローマ幹部は先日、モンテディオ山形強化部の渋澤大介氏と会談を実施。この会談では半田陸も一緒にいた」とし、クラブ間交渉が進行中であることを伝えている。
また会談の実施時期については、半田陸がU21日本代表一行とともにイタリア国内に滞在していた今月下旬だという。
なおローマは今月29日、FIFAワールドカップ・カタール大会開催期間中での日本ツアー実施を公式発表。11月25日に名古屋グランパスと対戦するほか、28日には横浜F・マリノスと激突する。
昨年には、セリエB(イタリア2部)フロジノーネへの移籍が噂された半田陸。元日本代表の中田英寿氏以来となるローマ移籍は実現するのだろうか。
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