元日本代表FW岡崎慎司(36)は、シント=トロイデンVV(STVV)に加入。デビュー戦で元日本代表MF香川真司(33)と前線2トップコンビを組んだ。そんな岡崎慎司に対して、現地では早くも称賛の声が上がっているようだ。23日、ベルギーメディア『WALFOOT』が伝えている。
岡崎慎司はかつて清水エスパルスやマインツ、レスター・シティなどに在籍し、昨季はカルタヘナでプレー。2021/22シーズンはスペイン2部リーグで32試合に出場したものの、スタメン出場9試合で2ゴール1アシストという結果に。今年6月末をもって契約満了により退団していた。
すると同選手は今月8日からSTVVのトレーニングに参加。日本代表FW林大地(25)の負傷離脱もあり19日にSTVV加入が正式決定すると、20日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第5節・KVオーステンデ戦でいきなり先発出場。移籍後初ゴールこそ持ち越しとなったが、フル出場で勝利に貢献した。
『WALFOOT』は「岡崎慎司はSTVVにとって良い選択」と見出しをうち、「この経験豊富な日本人は、STVVデビュー戦ですでに素晴らしいものを見せている。彼の移籍は、マーケティング以上のものである可能性が高い」と絶賛。
KVオーステンデ戦のパフォーマンスについて「ハーフウェイラインの後方でボールを拾い、アクションを起こす能力は、彼がまだ自分に満足していないことを証明している」と評価すると、「攻撃の局面で香川真司の隣に並べば、彼は古典的な9番タイプ(ストライカー)よりもずっと幅広いエリアでプレーするだろう」
「岡崎慎司は最高レベルでの経験が豊富であり、同抱のチームメイトと肩を並べ、チームに潜在的な付加価値をもらたす。それにSTVVは彼を移籍金なしで獲得できた。STVVにとっては、とても良い取引になりそうだ」と期待感を寄せている。
さらに『WALFOOT』は岡崎慎司の経歴も紹介。レスター在籍時について「たとえゴール数は少なくても、岡崎慎司は永遠にレスターの伝説であるはずだ。レスターはブックメーカーの予想をことごとく裏切り、プレミアリーグを制覇した」
「2016年3月14日のニューカッスル戦では、卓越したオーバーヘッドからこの試合唯一のゴールを決めた。あのゴールはマジカルだ」と綴っている。
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