明治安田生命J1リーグのサンフレッチェ広島は、ブルガリア1部ルドゴレツ所属のキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(29)の獲得が確実とみられている。その中、同選手の今夏移籍を予期する変化が公式サイト内であった。
身長186cmで右利きのソティリウは、キプロス国内のAPOELニコシアやデンマーク1部の強豪コペンハーゲン、カザフスタンのアスタナをへて、昨年2月にルドゴレツへ加入。2021/22シーズンはリーグ戦31試合中20試合に出場して17ゴール5アシストをあげるなど、優勝に大きく貢献。2022/23シーズンはここまでUEFAチャンピオンズリーグ予選5試合の出場で3ゴールをマーク。国内リーグ開幕戦でもゴールを決めていたが、先月29日のリーグ戦以降は全試合でメンバー外となっている。
同選手についてはキプロスメディア『24sports』が先月末に「ソティリウは日本で新シーズンを戦うことになった。新天地はサンフレッチェ広島だ」と報道。移籍金200万ユーロ(約2億7000万円)でクラブ間合意に達したほか、サンフレッチェ広島と同選手が3年総額270万ユーロ(約3億7000万円)で契約を結ぶと伝えていた。
またルドゴレツの幹部は今月10日にUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦・2ndレグのディナモ・ザグレブ戦を控える中、「ピエロ(・ソティリウ)はもうルドゴレツの一員ではない。彼は日本へ向かっている。ディナモ・ザグレブとのリターンマッチではメンバー外だ」と同選手の退団を明言している。
ルドゴレツは今月8日時点で、ソティリウの退団を公式発表していない。しかしルドゴレツ公式サイトのトップチーム選手紹介ページには同選手の名前がないことから、サンフレッチェ広島移籍間近とみられる。
なおソティリウについては、キプロスやブルガリア国内の複数メディアが再三にわたり浦和レッズ移籍の可能性を報道。現地へのスカウト陣派遣や、複数回にわたるオファー却下が伝えられていた。
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