レアル・マドリードが保有権を所持する日本代表MF久保建英(21)に対して、レアル・バリャドリードが関心を示しているようだ。スペイン『エル・ムンド』が伝えた。
2019年夏にFC東京から4年契約でレアル・マドリードへの扉を叩いた久保は、マジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍を経験。昨季もマジョルカに再レンタルで加わったが、元日本代表指揮官のハビエル・アギーレ監督が就任して以降はスタメン出場の機会が減り、ラ・リーガ28試合の出場で1ゴール1アシストの成績にとどまった。
マジョルカとのレンタル期間が満了になった久保は保有権を持つマドリードのEU圏外枠が満席であることから今季も他クラブへレンタル移籍することが決定的となっており、レアル・ソシエダが関心を示している模様。ソシエダは完全移籍での獲得を希望しているとというが、昨季のラ・リーガ覇者は買い戻しオプションを要求しており、交渉は停滞しているようだ。
そうしたなか、今季1部昇格を果たしたバリャドリードが過去に2度獲得を試みるも失敗に終わった久保のレンタルを希望しており、マドリードに照会を行なったとのこと。ただ、日本代表MFにはソシエダだけでなく、オサスナもレンタルでの獲得を模索しているようだ。
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