ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)所属の日本代表MF三笘薫(25)は、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン復帰が確実とみられている。その中、同選手復帰を予期する変化がブライトン公式サイト内であるようだ。
三笘薫は昨年8月、明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。ただ、イギリス国内でプレーするために必要な労働許可証が発行されず、1年レンタルによりユニオンSGへ加入していた。
そしてユニオンSGでは昨年10月のハットトリック達成を皮切りに、先発での出場機会が増加。クラブの上位躍進に大きく貢献すると、優勝プレーオフでは6試合中5試合に先発出場して2ゴールをマークしていた。
また日本代表では、3月24日のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選のオーストラリア戦で2得点。自らのゴールで代表チームをW杯出場へ導いているほか、今月に行われたキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022計4試合でいずれもプレー。カタールW杯本大会のメンバー入りがほぼ確実とみられている。
そんな三笘薫の去就については、イギリス・ブライトンの地元メディア『サセックスライブ』が先月中旬の時点でブライトンへの復帰が既定路線と報道。ブライトンのサポーターからも同選手の復帰を望む声が上がっている。
その中、ブライトン公式サイトのトップチーム選手紹介ページには、今月28日時点で「Kaoru Mitoma」と掲載。顔写真こそないものの、背番号は「18」と書かれている。また、三笘薫と同じくユニオンSGへレンタル移籍していたFWデニズ・ウンダフ(26)の名前も、背番号「9」で選手紹介ページに掲載されている。
海外挑戦当初は英国でプレーする資格がなかった三笘薫。ユニオンSGや日本代表で結果を残していることもあり、今夏に労働許可証が発行されることは間違いなさそうだ。
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