ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

エース退団決定的のバイエルン、エバートンを残留に導いたブラジル代表FWに注目か

リシャルリソン 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンが、エバートンに所属するブラジル代表FWリシャルリソン(24)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『SPOX』が伝えた。

 前人未到のブンデスリーガ10連覇を成し遂げたバイエルン。だが、今季のリーグ戦34試合で35ゴールを記録して得点王に輝いたポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが契約延長の意思がないことを明かすなど、退団が決定的な状況になっており、その後釜探しが急務になっている。

 そうしたなか、契約延長交渉が難航しているドイツ代表FWセルジュ・ニャブリにも退団する可能性が取り沙汰されているバイエルンは、ウイングでもセンターFWでもプレー可能なリシャルリソンをオプションの1つに考えているという。その一方でプレミアリーグ残留を果たしたものの、今季不振に苦しんだエバートンはパリ・サンンジェルマン(PSG)も関心を示すブラジル代表FWの売却を希望しており、移籍金5000万ユーロ(約67億5000万円)を要求しているようだ。

 2018年夏にワトフォードからエバートン入りしたリシャルリソンは加入初年度から二桁ゴールをマーク。昨夏に開催された東京オリンピックでブラジル代表の金メダル獲得に貢献して臨んだ今季はここまでプレミアリーグ30試合の出場で10ゴール5アシストと孤軍奮闘の活躍を見せている。