かつてヴィッセル神戸でプレーしていたMF森岡亮太(31)は今季もシャルルロワSCで活躍しているが、FIFAワールドカップ・カタール大会出場を目指して今季終了後に移籍するかもしれない。5日、ベルギー紙『LE SOIR』が報じている。
同選手は2019年1月にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪アンデルレヒトからシャルルロワSCへ移籍。加入1年目からレギュラーに定着すると、今季はレギュラーシーズン全34試合中27試合に先発出場して4ゴール10アシストをマーク。2月上旬の試合でふくらはぎを痛めると、終盤戦にかけて調子を落としていたが、来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場権をかけたプレーオフではここまで全2試合でスタメン出場している。
そんな森岡亮太は昨年10月にシャルルロワSCとの契約期間を今年6月から2024年6月まで延長。新契約を結んでいた。しかし、『LE SOIR』は同選手の去就について「モリオカは契約を延長したばかりとはいえ、カタールワールドカップ出場を夢見ており、シャルルロワか他クラブで自分のキャリアを前進させたいと考えている」と報道。選手本人が今夏移籍を選択肢に含めていると主張している。
また、同選手は『LE SOIR』のインタビューで状態面について聞かれると「大きなケガではなかったのですが、治るのに時間がかかりましたね。自分の体調管理はもちろんですけど、100%の状態に戻すこと、そして試合に出ているときの感覚を取り戻さないといけません」と語っている。
なお、森岡亮太は日本代表ではバヒド・ハリルホジッチ体制のもと3試合に出場。ただ2018年3月の国際親善試合・マリ戦を最後に出番がなく、2018年のロシアW杯後は一度も代表チームの招集されていない。ベルギーで好成績を残した同選手が、プレーオフ終了後にどのような決断を下すのか注目が集まる。
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