Jリーグ ジェフユナイテッド市原・千葉

千葉が元ブラジル代表GKに関心か!無償レンタルでの獲得熱望と現地報道も…

ジエゴ・アウベス 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴに所属する元ブラジル代表GKジエゴ・アウベス(36)の獲得に興味を示しているようだ。6日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。

 同選手は2011年から6シーズンにわたり、ラ・リーガ(スペイン1部)のバレンシアに在籍。2017年7月にバレンシアからCRフラメンゴへ完全移籍すると、母国復帰1年目から正守護神を務める中、2019シーズンにはリーグ優勝に大きく貢献していた。ただ、2020シーズンから出場機会を減らすと、今季はカンピオナート・カリオカ(リオデジャネイロ州選手権)で15試合中わずか2試合の出場にとどまるなど、パウロ・ソウザ新監督のもと第3GKの扱いを受けている。

 そんなジエゴ・アウベスの去就について、『TORCEDORES』は「CRフラメンゴはジエゴ・アウベスとの契約を円満に解消したいと考えている。このベテランは2022シーズン終了後まで契約を残しており、給与や肖像権など総額720万レアル(約1億9000万円)を受け取ることになっている」と伝えている。

 これにくわえて「ジエゴ・アウベスには日本のジェフユナイテッド市原・千葉とリーガMX(メキシコ1部)のケレタロが関心を寄せており、両クラブともにコストをかけることなくレンタルで獲得することを望んでいる」と報道。ジェフユナイテッド市原・千葉がさらなる外国籍選手の獲得に動いていると主張している。

 ジェフユナイテッド市原・千葉は昨季ラスト13試合で8勝5分と好成績を残していたが、今季は第8節終了時点で3勝2分3敗・勝ち点11の11位とやや出遅れている。ブラジル人FWマテウス・サウダーニャ(22)を残留させた上、ブラジル人DFダニエルアウベス(20)とFWチアゴ・デ・レオンソ(29)の獲得に成功しているが、さらなる補強に動いているようだ。