明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスでプレーするブラジル人DFチアゴ・パグヌサット(31)は、日本でのプレーや生活に満足しているようだ。5日、ブラジルメディア『BOLA VIP』が伝えている。
チアゴは昨年1月にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCからセレッソ大阪へ完全移籍。昨年8月25日開催の第26節・湘南ベルマーレ戦まではレギュラーに定着していたが、湘南戦直後にレヴィー・クルピから小菊昭雄への監督交代が決まると、以降は出場機会が激減。2021シーズン終了後にセアラーSC復帰が噂されたものの、昨年12月29日に名古屋グランパスへの期限付き移籍が公式発表されていた。
そして今年1月下旬に新天地のトレーニングキャンプに合流。チームメイトとともに汗を流すと、2月19日のJ1リーグ開幕節・ヴィッセル神戸戦でフル出場し、チームの勝利に貢献。今季はここまでリーグ戦で4試合、YBCルヴァンカップ・グループステージで2試合に先発出場している。
そんなチアゴはブラジルメディアのインタビューで日本での生活について聞かれると「この1年で、サッカーだけでなく、日本文化的についても多くのことを学んだと感じているよ。日本での経験はとてもポジティブだね。家族もすっかり慣れたし、第二の故郷のように感じている」と語り、喜びを噛みしめている。
そして「昨シーズンはセンターバックでセレッソ大阪を助けることができた。今は名古屋グランパスで良いパフォーマンスを繰り返しているし、あとは再びゴールを決めるだけだよ」とゴール奪取という目標を公言した。
なお、名古屋グランパスは6日にJ1リーグ第7節・湘南ベルマーレ戦を迎える。長谷川健太新監督のもと、チアゴとしてはさらなる信頼を勝ちとるためにも好調を維持したいところだ。
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