明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属するスペイン人MFセルジ・サンペール(27)が、チームメイトである元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)の衰えぬ野心について語った。14日、オーストラリアメディア『KEEP UP』が伝えている。
イニエスタはバルセロナで9度のリーグ優勝や4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げるなど、数多くのタイトルを獲得している。そして2018年5月にヴィッセル神戸へ加入すると、中心選手として活躍。2019シーズンにはクラブに天皇杯のタイトルをもたらしているほか、今季はキャプテンという立場でJ1リーグやAFCチャンピオンズリーグ(ACL)など複数のコンペティションに挑んでいる。
一方のサンペールは2016年夏にバルセロナのトップチームに昇格。グラナダやラス・パルマスへレンタル移籍したが、バルセロナ復帰後は出場機会がほとんどなく、2019年3月にバルセロナとの契約を解除した上でヴィッセル神戸へ加入。来日1年目から中盤の主力選手として活躍しており、イニエスタとともにチームを引っ張っている。
そんなサンペールは15日にAFCチャンピオンズリーグ・プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦を控える中、イニエスタの偉大さについて聞かれると「アンドレスはレジェンドであり、僕たちのキャプテンなんだ。僕たちにとってピッチ上だけでなくロッカールームでもとても重要な存在だよ」
「彼はピッチ上でもピッチ外でも助けてくれるね。本人はあと2年は(現役を)続けたいと言っているし、もちろん僕たちも彼とプレーすることを楽しんでいるよ」とコメント。イニエスタが今年5月に38歳を迎える中でも依然としてピッチ上での勝利を求めていることを明かしている。
ヴィッセル神戸は今季ここまでJ1リーグで3分3敗と苦戦。今季ここまで公式戦での白星がない。それだけにキャプテンを務めるイニエスタやサンペールにかかる期待は大きくなるばかりだ。
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