Jリーグ ヴィッセル神戸

イニエスタの他にキーマンが…!ボージャンが神戸移籍の理由告白「以前一緒にプレーしたし…」

ボージャン・クルキッチ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ(31)は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)の名前を挙げた上でJリーグ挑戦に至るまでの背景を語った。10日、オーストラリアメディア『オプタス・スポーツ』が伝えている。

 かつてバルセロナでプレーしていたボージャンは半年以上にわたって無所属状態となっていたが、昨年8月9日にヴィッセル神戸に加入。昨年9月5日開催のJ1リーグ第24節・サンフレッチェ広島戦でデビューすると、10月2日に行われた第31節・浦和レッズ戦ではJリーグでの初ゴールをマーク。ただ、10月24日の第33節・名古屋グランパス戦で右ハムストリングを負傷したことにより一足早く帰国してたが、年明けに再来日。現在はチームメイトとともにトレーニングに励んでいる。

 そんなボージャンは『オプタス・スポーツ』のインタビューに応じた際、「アンドレス(・イニエスタ)はバルセロナで過ごした最高のチームメイトの一人だったから、ここに来る決断をする上で大きな役割を果たしたよ」

 「(イニエスタについて)ピッチ内での姿については誰もが知っているだろう。ただ、(彼とともに過ごした)ドレッシングルームはもう14、15年前のことだし、あの時の僕たちはもっと若かったよ」

 「アンドレスが日本のヴィッセル神戸に行くと知った時、もちろん僕も彼の後を追いかけたね。そしてヴィッセル神戸が僕の獲得に興味を示してくれた時、もちろんアンドレスのような人がすでにいることを知っていたから、より自信を持って決断できたんだ」と語っている。

 つづけて「ムトウ(武藤嘉紀)とは以前一緒にプレーしていたし、日本人選手については少しだけ知っていたね。だけど特にここ数年は、ここに来てプレーしたいとずっと思っていたんだ。そのチャンスが昨年に巡って来たわけだし、今は本当に幸せだ。毎日新しい発見があるんだよ」とコメント。イニエスタの存在のみならず、かつて2017年にブンデスリーガのマインツでチームメイトだった日本代表FW武藤嘉紀(29)も少なからず自分自身の決断に影響を与えていたことを明かした。