FC東京退団濃厚ウヴィニ、W杯最終予選前に両国へ粋な投稿！「紳士」と称賛浴びる

　明治安田生命J1リーグのFC東京を退団することが予想される元ブラジル代表DFブルーノ・ウヴィニ（30）が1日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選で対戦する日本代表とサウジアラビア代表にエールを送った。

　日本代表は最終予選グループBで2位につける中、先月27日に中国代表と対戦。前半13分にFW大迫勇也（31）がPKを決めると、後半16分にはDF中山雄太（24）のクロスからFW伊東純也（28）が頭で合わせて追加点をマーク。中国代表にシュート2本を許したものの2-0で勝利し、勝ち点3を獲得している。

　その日本代表は1日に埼玉スタジアム2002にグループB首位のサウジアラビアを迎え撃つ。その中、サウジアラビア1部のアル・ナスルとアル・イテハドでプレーした過去を持つウヴィニが1日にSNSを更新。日本とサウジアラビアの国旗を交えた上で「素晴らしい試合。僕が愛する両国がともにベストを尽くすことを願っているよ」と投稿すると、両国のサポーターから「紳士」、「ありがとう！」と感謝のメッセージが届いている。

　なお、ウヴィニはトッテナム・ホットスパー、ナポリ、エールディビジ（オランダ1部）のトゥウェンテ、サウジアラビア1部の2クラブ等をへて、昨年1月にFC東京へ加入。しかし、2021シーズンはJ1リーグでわずか2試合の出場にとどまっていた。また、2022シーズンの選手背番号一覧にウヴィニの名前は含まれていないが、FC東京は先月31日時点で同選手の去就に関する公式発表を行っていない。