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福岡退団サロモンソンが古巣復帰デビュー!今季開幕直前の練習試合で先発出場

アビスパ福岡の応援フラッグ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡を退団した元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソン(32)が、古巣IFKヨーテボリへの復帰後初めてピッチに立った。

 サロモンソンは昨年12月10日にアビスパ福岡からアルスベンスカン(スウェーデン1部)のIFKヨーテボリへ復帰することが正式決定。スウェーデン帰国後もSNSでJリーグの話題をツイートしたり、アビスパ福岡サポーターと交流していることで注目を集めている。

 一方、IFKヨーテボリは2004シーズンからおよそ10年間にわたりリーグ戦で上位争いを展開。国内カップ戦でも直近15年間で4度の優勝を果たしていたが、2021シーズンは勝ち点41の獲得にとどまり、優勝クラブのマルメFFから18ポイント差の8位に終わっていた。

 そんなIFKヨーテボリは、今月5日に2022シーズンの開幕戦を控える中、1月31日にデンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)所属ノアシェランとの練習試合を実施。この一戦でサロモンソンは右サイドバックのポジションでスタメン出場している。

 ただ、チームは前半3分に先制ゴールを献上。前半20分にはペナルティエリア手前からのグラウンダー性のシュートをGKがキャッチしきれずに追加点を奪われると、それからわずか1分後にもゴールネットを揺らされ0-3と敗戦。開幕に向けて不安を残す結果となった。

 なお、サロモンソンは2019年にIFKヨーテボリからサンフレッチェ広島へ完全移籍。来日1年目はJ1リーグで19試合の出場にとどまっていたが、2020年にアビスパ福岡へ加入すると、すぐに右サイドバックのレギュラーに定着。J2リーグ39試合出場で10アシストをクラブのJ1復帰に大きく貢献していた。そして2021シーズンもJ1リーグ32試合でピッチに立つなど、必要不可欠な戦力として活躍していたが、本人は母国復帰を決断している。