アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(25)は、25日に開催予定のブンデスリーガ第6節・ケルン戦でベンチスタートとなる可能性があるようだ。24日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
鎌田大地は今季ここまでオリバー・グラスナー新監督のもとでもトップ下のポジションでコンスタントに出場機会を得ており、12日に行われたブンデスリーガ第4節・VfBシュツットガルト戦や16日開催のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第1節・フェネルバフチェ戦でフル出場していた。
しかし、19日に行われた第5節・ボルフスブルク戦では先制点のきっかけを生み出したものの、低調なパフォーマンスに終始。試合後にはドイツ紙『FAZ』が「大変失望した。多くの局面で不幸に、かつ軽率に振る舞っていた。そのような彼のプレーによってゲームが進むということは滅多に起こらない。後半は疲れ切っているように見えた」と厳しい評価を下すとともに、ケルン戦でレギュラーを奪われる可能性を指摘していた。
その中、『ビルト』はグラスナー新監督がこれまで採用してきた「4-2-3-1」からのシステム変更をケルン戦で行う可能性があると主張。ボルフスブルク戦では右サイドで先発出場したコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレ(26)をFWサム・ラマース(24)との2トップにより前線で起用する場合には、トップ下のポジションが無くなることにより、鎌田大地がベンチスタートになるという見解を示している。
ここまでリーグ戦で4分1敗といまだに勝利のないフランクフルトとしては、今節のケルン戦での勝利が必至であるだけに、グラスナー新監督も大きな決断を下すかもしれない。
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