明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸でプレーした過去をもつMF森岡亮太は、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシャルルロワSCでの3シーズン目を迎えている。その中、周囲からは攻撃面における同選手のクオリティを期待する声が上がっているようだ。5日、ベルギーメディア『DH』が伝えている。
現在30歳の森岡亮太は、ヴィッセル神戸で6シーズンにわたりプレーした後、ポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフ、ベルギー1部のワースラント=ベフェレンをへて、2018年1月にベルギー国内の強豪アンデルレヒトへ完全移籍。しかし、アンデルレヒトでは出場機会に恵まれず、2019年1月にシャルルロワへ買い取り義務付きのレンタルにより加入している。
同選手はシャルルロワ加入直後から主力に定着すると、2018/19シーズン終了後に完全移籍での加入が決定。そして昨季はリーグ戦で28試合に先発出場しているほか、先月下旬から開幕したジュピラー・プロ・リーグ2021/22シーズンでもここまで2試合いずれもフル出場。開幕節・オーステンデ戦では2アシストをマークし、チームの勝利に大きく貢献している。
その中、森岡亮太と2シーズン以上にわたりチームメイトの関係にあるイラン代表FWアリ・ゴリザデは「彼はつねに良いタイミングで精度の高いパスを出してくれるし、ゲーム展開を読む能力がとても優れているね。(彼がここにやって来てから)最初の2日間で、彼がこのクラブで最も優れた選手だと思ったよ。彼はこれまで我々を何度も助けてくれたね」と森岡亮太に対して称賛の言葉を送っている。
また、『DH』も今季開幕から2試合でのパフォーマンスを踏まえて、トップ下のポジションで起用されている森岡亮太がさらに自身のプレーレベルを高めていると評価している。アンデルレヒトでは出場機会を失うなど厳しい時期を過ごした森岡亮太だが、シャルルロワで攻撃陣の中心選手として今季も好パフォーマンスを発揮することが期待される。
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