明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡は13日、湘南ベルマーレからMF中村駿を完全移籍により獲得したことを公式発表している。
中村駿は直近3シーズンにわたりモンテディオ山形で主力として公式戦35試合以上でピッチに立つと、昨季終了後に湘南ベルマーレへ加入。今季のJ1リーグ開幕節・サガン鳥栖戦でいきなり先発メンバーに名を連ねたが、第2節・柏レイソル戦での負傷により戦線離脱。その後、4月下旬に行われた第11節・清水エスパルス戦で復帰すると、リーグ戦4試合連続で先発出場していたが、6月以降は出場機会が減少傾向となっていた。
同選手はアビスパ福岡への加入について「アピスパ福岡のファン、サポーターの皆さん、初めまして!湘南ベルマーレから移籍してきました中村駿です。ファン、サポーターの方々にたくさんの勝利を届け、福岡の街を盛り上げていけるよう全身全霊をかけて頑張ります。よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
また、湘南ベルマーレ退団については「この度、アピスパ福岡へ移籍することになりました。半年間という短い期間でしたが、湘南ベルマーレの選手としてプレーできたことを誇りに思います。ありがとうございました。今回の移籍に関して、様々な意見があると思います。僕の中でも、J1の舞台に呼んでくれたチームに対して何も残さず移籍していいのか。もっとこのチームで成長できる自分がいるんじゃないかと考えました。それでも僕はチャレンジしようと決断しました」
「常に前向きに、チャレンジ精神を忘れずにという思いが自分の中で強くあるからです。この決断に自信を持ってこれからもプロサッカー選手として高みを目指していこうと思います。湘南ベルマーレのファンサポーターの皆さん、関係者の皆さん、短い時間でしたが本当にお世話になりました。本当にありがとうございました」とサポーターにメッセージを送っている。
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