チェルシーは今月上旬にフランス代表FWオリビエ・ジルーとの契約延長を公式発表しているが、ミランは再び同選手との個人合意に達したようだ。15日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在34歳のジルーは、2018年1月にアーセナルからチェルシーへ完全移籍により加入。今季は公式戦12試合の先発出場にとどまっており、これまでと変わらずスーパーサブとしての役割を担っているが、11ゴールをあげるなどチームの勝利に貢献。UEFAチャンピオンズリーグ決勝・マンチェスター・シティ戦では出番がなかったが、チームは1-0と勝利しビッグイヤーを手に入れている。
ジルーの去就を巡っては、ミランが獲得にむけた動きを見せる中、チェルシーが選手サイドと来年6月までの1年契約を新たに結んだと公式発表していた。
そのため、ミランは前線のターゲットをジルーから切り替える可能性が伝えられていたが、ここにきて年俸400万ユーロ(約5億3000万円)の2年契約、1年間の契約延長オプション付帯という条件で合意に達したようだ。
ただ、ミランは移籍金を支払う意思はなく、あくまでもフリーでの獲得にこだわる模様。チェルシーに対してジルーとの契約解消を行うように働きかけるものとみられる。
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