インテルのポルトガル代表MFジョアン・マリオは、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のスポルティングCPへ完全移籍により復帰することが濃厚であるようだ。31日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
ジョアン・マリオは2016年夏にスポルティングCPからインテルへ完全移籍により加入。しかし、インテルでレギュラー定着には至らず、ウェストハム・ユナイテッドやロコモティフ・モスクワへレンタル移籍。そして昨夏には古巣のスポルティングCPへレンタルにより復帰。今季はリーグ戦で24試合に先発出場するなど本来のパフォーマンスを取り戻し、リーグ優勝に貢献している。
インテルはジョアン・マリオとの契約期間を来年6月まで残している。しかし、インテルは新型コロナウイルス感染拡大の影響により財政面で問題を抱えており、今夏のマーケットで同選手やモロッコ代表DFアクラフ・ハキミなど複数選手を放出する方針を固めている。
ジョアン・マリオに関する取引では買い取りオプションが付帯されていないが、スポルティングCPはインテルに移籍金800万ユーロ(約10億7000万円)を支払うという条件で合意間近に迫っている模様。また、同選手とは新たに年俸250万ユーロ(約3億3000万円)による3年契約を結ぶものとみられる。
コメントランキング