ナポリは8日に行われたセリエA第35節・スペツィア戦で負傷退場したベルギー代表FWドリース・メルテンスの状態に関する公式発表を行っている。
現在34歳のメルテンスは2013年夏にPSVアイントホーフェンからナポリへ完全移籍により加入。移籍1年目から攻撃陣の主力として数多くの試合でピッチに立つと、昨季にはコッパ・イタリア制覇に大きく貢献。今季はここまで2度にわたり負傷離脱を強いられていたが、公式戦35試合に出場して10ゴール9アシストをマークしている。
メルテンスはスペツィア戦で69分からピッチに立ったが、わずか7分後に右足首を痛めたことによりピッチを後にしていた。ナポリは同選手が検査の結果、右足首の捻挫と診断されたことを発表。また、今後数日間にわたり負傷箇所の経過観察を行うものとみられることから、11日に控える第36節・ウディネーゼ戦の欠場が濃厚となっている。
なお、ナポリはスペツィア戦での勝利により勝ち点を70まで積み上げている。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を争うアタランタ、ミラン、ユベントスとの直接対決はすでに消化しているが、残り3試合で勝ち点を落とすことが許されないだけに、前線の主力であるメルテンスの状態が気がかりだ。
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