バイエルン・ミュンヘンは元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングの今夏退団が決定的となっているようだ。8日、ドイツ紙『キッカー』をはじめ複数メディアが伝えている。
ボアテングは2011年夏にマンチェスター・シティからバイエルンへ加入。守備陣における主力としてこれまで8度のブンデスリーガ制覇、5度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もここまで公式戦31試合に先発出場するなどチームの躍進を支えている。
しかし、バイエルン首脳陣は今年6月までとなっているボアテングとの契約を更新しない方針を固めた模様。すでに同選手の代理人にはその旨が伝えられているほか、ハカン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)がドイツメディアのインタビューにおいて「彼との契約はこの夏に満了となり、延長はしない」と語っている。
なお、バイエルンはオーストリア代表DFダビド・アラバの今夏退団もすでに決まっている。これまで数多くのタイトルをもたらしてきた主力2選手がクラブを離れることになり、多くのファンが複雑な気持ちを抱いていることだろう。
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