レアル・マドリードはボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドやパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を狙っているが、ここにきてインテルのベルギー代表FWロメル・ルカクにターゲットを切り替える可能性が浮上しているようだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
現在27歳のルカクはチェルシーやエバートン、マンチェスター・ユナイテッドに在籍した後、2019年夏に完全移籍によりインテルへ加入。セリエA初挑戦ながらも昨季は公式戦47試合に出場し34ゴールをマーク。そして今季もここまで公式戦30試合に出場し24ゴールをあげるなど、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとともに強力な前線を形成し、アントニオ・コンテ監督から絶大な信頼を寄せられている。
一方、レアル・マドリードはかねてから元フランス代表FWカリム・ベンゼマの後釜確保を課題としている中、ホランドやムバッペをトップターゲットに掲げていた。しかし、2選手の獲得に必要な移籍金が高額であるだけにプランBとしてルカクもリストアップしているようだ。
ルカクはインテルとの契約期間を2024年夏まで残している。ただ、インテルは新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、財政面で問題を抱えているという見方が広まっている。
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