エバートンは25日、フランス代表DFリュカ・ディニュと2025年6月までの新契約締結を公式発表している。
ディニュは2010年にLOSCリールでトップチーム昇格を果たすと、2013年夏にはパリ・サンジェルマン（PSG）へ完全移籍により加入。しかし、PSGでは出場機会に恵まれず2015/16シーズンにローマへレンタルにより在籍した後、バルセロナへ加わっている。ただ、バルセロナでもスペイン代表DFジョルディ・アルバから定位置を奪えず、2018年夏にエバートンの一員となっていた。
現在27歳の同選手は移籍1年目からプレミアリーグで33試合に先発出場するなどレギュラーに定着。今季は足首の負傷によりおよそ1カ月にわたり戦線離脱を強いられていたが、主力としてここまで公式戦20試合に先発出場しており、カルロ・アンチェロッティ監督から厚い信頼を寄せられている。
フランス代表の一員としてEURO2016でチームを準優勝まで導いた過去を持つディニュだが、今後も左サイドバックのレギュラーとしてクラブの躍進に貢献することが周囲から期待されるはずだ。
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