明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは2021シーズンよりオーストラリア人のジョン・ハッチンソン氏がヘッドコーチに就任することを公式発表している。
現在41歳のハッチンソン氏は現役時代にオーストラリアや中国の複数クラブでプレーした経験を持っているほか、マルタ代表として国際Aマッチに11試合出場している。同氏は2015年に現役を退くと、A級のUEFAプロライセンスを取得。2016年にオーストラリアのセントラルコースト・マリナーズFCのコーチに就任して指導者キャリアをスタートさせると、2017年からおよそ2年間にわたりアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)に所属するシアトル・サウンダーズFCのリザーブチームでコーチや監督を歴任。その後、2019年に一度オーストラリア国内のクラブでコーチを務めた後、昨年は再びMLSのシアトル・サウンダーズに赴き、トップチームのコーチに就いていた。
なお、横浜F・マリノスはアンジェ・ポステコグルー監督の続投を発表している。指揮官にとって同郷である右腕を招き入れたことにより、ポステコグルー監督の根ざすフットボールスタイルをより一層定着させる狙いがあるようだ。
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