明治安田生命J2リーグのレノファ山口で2020シーズンに臨んでいたFWイウリが自身の今後について語っているようだ。4日、ブラジルメディア『Desporto』がこれを伝えている。
母国ブラジルのアヴェイFCで2014年にプロデビューしたイウリは、ウクライナ、UAE(アラブ首長国連邦)と渡り歩き、2019年夏にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセに加入。しかし、リーグ戦で5試合の先発出場にとどまるなど出場機会に恵まれず、2020年にレノファ山口に1年レンタルにより加わる。自身のキャリアにおいて初のJリーグ挑戦となった同選手だが、J2リーグ24試合で先発メンバーに名を連ねて9ゴール4アシストをマーク。リーグ最下位に沈んだクラブとは裏腹に、本来のパフォーマンスを取り戻している。
イウリは昨年12月上旬に家族の健康状態を理由にブラジルへ帰国しているが、レノファ山口は同選手の去就に関する公式発表を行っていない。その中、本人はブラジルメディアの取材に対応。日本で過ごした1年間について感想を問われると「(レノファ山口で過ごした)昨年は今までのキャリアにおいてベストな1年になった。日本でのプレーはとても特別なものだったよ。すべてにおいて幸せだったし、今後も成長して結果を残し続けたいね」と好意的なコメントを残す。
そして2021シーズンの所属クラブを問われると「ポルティモネンセとの契約期間はまだ残っている。(ポルティモネンセに)復帰するのか、それとも他のクラブへ移籍するのかを含めてクラブと話し合って結論を出さなければいけない。モチベーションは高いし、2021年が素晴らしい1年になるという自信を持っているよ」と現時点では未定であることを強調した。
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