
バイエルン・ミュンヘンの練習場であるバイエルン・キャンパスに描かれた元バイエルン監督のカルロ・アンチェロッティ氏のグラフィティが話題となっている。14日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
バイエルンは無観客でのブンデスリーガ再開に向けてトレーニングを続けている。そのトレーニング場に一部のファンによってアンチェロッティ氏のグラフィティが描き込まれたようだ。
アンチェロッティ氏のグラフィティは中指を立てたもので、グラフィティの上下にはドイツ語とイタリア語を掛け合わせて、「この教えから我々が学ぶべきものは―無観客試合はくそったれ!」と書かれており、一部ファンが無観客での開催に抗議するために制作したもののようだ。
またこのテキストはアンチェロッティ氏がフランス紙『レキップ』の取材に対して残したコメントがもととなっているようだ。
カルロ・アンチェロッティ
「世界は今、変化している。戦争みたいだよ。その後は戦後の時代のような状況がやってくるだろうね。今起こっていることは私たちに対する教えだ。その教えから私たちは学ばなければならない。そしてその教えが私たちを成長させてくれることを願っているよ。」
16日からの再開が目前に迫っているブンデスリーガ。はたして無事に開幕することができるのだろうか。

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