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浦和、湘南の両クラブがSNSでの差別投稿に声明を発表…

写真提供:Gettyimages

 浦和レッズと湘南ベルマーレは24日、今季に入ってからSNS上で見られる差別行為に対して声明を発表した。

 湘南の公式サイトによると、21日の金曜日に行われた明治安田生命J1リーグ第1節の浦和戦後に、一部選手に対する差別行為が確認されたようだ。湘南は「投稿に関しては現在調査中ですが、断じて許せるものではなく、誠に遺憾です。湘南ベルマーレは断固として差別を許さず、常に差別撲滅に向けた取り組みを進めてまいります」と声明を発表している。

 これを受けて浦和は以下のようにコメントを発表した。
 

浦和レッズ

「2020シーズンが始まって以降、一部選手に対する差別的な投稿がSNS上で確認されました。このような行為については断じて許せるものではなく、誠に遺憾です。浦和レッズでは、「人種、肌の色、性別、言語、宗教、または出自などに関する差別的あるいは侮辱的な発言または行為を認めない」とする差別撲滅宣言を行っているほか、提携する国連の友アジア-パシフィックと共に差別撲滅に向けたアクションプログラム(行動計画)を策定し、実施しております。

浦和レッズは断固として差別を許さず、今後も、サッカーファミリーの一員として、差別撲滅に向けた取り組みを進めてまいります



 浦和は2014年3月に行われたホームゲームで「JAPANESE ONLY」の差別的な横断幕が掲示され、無観客試合を経験している。今後、差別が無くなっていくことを期待したい。