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23日、タイ1部リーグのサムットプラーカーン・シティが、鹿島アントラーズや大宮アルディージャで監督を務めた石井正忠氏の監督就任を発表した。同日、クラブ公式SNSなどで伝えられた。
サムットプラーカーン・シティは村山哲也氏がクラブのスポーツディレクター(SD)と兼任する形で指揮をしていたが、2019シーズンは6位に終わった。同監督は退任し、2020シーズンから石井氏が監督に就任することが決定した。契約は1年で、さらに1年の延長オプションがついているという。
石井氏は1999年から鹿島のコーチを務める。同クラブのユースチームやサテライトの監督も経験し、2015年7月からトップチームの監督に就任した。2016シーズンは明治安田生命J1リーグ1stステージとチャンピオンシップで優勝。FIFAクラブワールドカップ(CWC)では日本人監督史上初の決勝進出を果たすなど、実績は十分だ。
自身初の海外クラブの監督となる石井氏の今後に注目していきたい。
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